ローズボール決戦

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パサディナの閑静な住宅地を抜け、いよいよローズボール駐車場へ。
毎月第二日曜日に、アメリカ全土から業者・素人含めて、ありとあらゆる
モノがフリーマーケットで展開される。

日本のアメリカ中古輸入業者の仕入のメッカであり、私の今回の出張の
目玉であります。ここでは特にビンテージ物やレア物といった高額商品の
ピックがメイン。

最近では、よく「もう欲しいモノが何にもない。」「日本の市場のせいで、
高くなって仕入れられない。昔は良かったのに。」という声が聞かれるが、
果たしてどうか。自分の目で見てみなければ分らない。

ここの買付は、もう早い者勝ちの世界。我々も朝早くでかけたが、もっと早い
業者は日の出前の準備のときから懐中電灯持参で並んでいる。安くて良いモノを
仕入れるのに必死なのだ。

ちょっと前までは、コテコテの古着屋さんや、アンティーク屋さん御用達の
フリマだったはずだが、今やリサイクル屋さんもこぞって来る時代になって、
または古着好きな若者も自分で買いに来るようになっている。

20ドルの入場料を払って、いざ入場ゲートへ。

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あまりの広さに、全部は回れない。まずはお目当ての古着ブースをグルッと
回って全体を把握しようと試みたが、のんびりしていると買い逃すことにも
なる。気になるモノがあったらすぐ値段を聞いて交渉に入りながら進むも、
しかし、他出展者との比較もしてみたい。

色んな思惑が交錯する最初の一時間となる。

出展業者には日本人も多く、又、来場者もやはり日本人が目立つ。
大きなバックを抱えてウロウロ状態。

古着ブースの一通りのチェックが終わり、いざ決戦へ。

思ったより盛況感がなく拍子抜けしていたが、時間が進むにつれて
国籍に関係なくスンゴイ人の数になってきた。出展業者もいつのまにか
ドンドン増えている。

確かに、お宝物がどこにでもゴロゴロしているワケでもなく、又、あっても
値段が高いんだけど、それでも細かくちゃんと探せばまだまだあるというのが
私の印象。一見ゴミの山かと思えるブースから、ウオッと思うモノや、とんで
もなく安く買えるモノもおったりして、ここは何と言うか独特の嗅覚みたいな
もんが必要か。

誰もが疲れてくる中で、もう一歩、もうひと探し、もう一つだけ掘るといった、
最後は気合と根性の世界になってくるんだろうと思った。

というワケで、結局私の得意にしている分野に的を絞り、探しまくり、
交渉しまくり。英語だかスペイン語だか日本語だか、もう何が何だか・・・。
時間との闘いの中、最初にしてはまずまずの買付ができたと思っています。

実は、画像はまだ朝のうちのものばかり。カメラ撮るどころじゃなくなっち
ゃったワケです(笑)。

ブースによっては、私の格好を見て、そのジャケットを見せろと言ってシゲシゲ
見ながら、「そういうのだったら、これがあるぞ。」とか出してきたり、
「今度来る時には、先に連絡してくれれば探して持って来るぞ。」とか、
なかなかの商売上手があちこちに。
やはり日本の市場を知っているんでしょうね。

古着の山をあさっていたら、後ろから「あの〜、すいません。失礼ですけど、
買取王国の社長さんですよね。」と見知らぬ日本人から声をかけられビックリ。

名古屋の、あるお店のスタッフさんで買取王国にはよく来て頂いているそう。
ウチのスタッフの名前も出てきました(笑)。こんなところで、でも
世間は狭いですね。
「こんなとこにも来ているんですね。ビックリしました。」と言われました。

あちこちで知っている古着屋さんの名前や、オーナーの名前も出てきたりして、
改めて狭さを感じるとともに、やはり商品以外のオリジナリティーをどこで
出していくのかが今後重要だと思いましたね。

そんなこんなで、いつの間にか両手に持ちきれないほどの荷物。
重いわ、まだ見たいわ、時間がなくなるわで、あっと言う間の5時間
一本勝負。ロスに来て初めて汗をかきながら会場を出るのでした。

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気がつけば、すっかり青空。いや、ドッと疲れました。
アメリカ買付は体力勝負とよく聞いててましたが、ローズボールを
ちょっと経験しただけでもこんなんですからね。頭が下がります。

次回来るときは、時間は一日中、各バイヤー複数人、若い相場観を
もったスタッフといっしょに入るべきでしょう。
これは間違いなくいい経験になるはずです。
2006/05/15(Mon) 23:06:57 | ロサンゼルス報告
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坪井副社長
坪井副社長
私、坪井秀樹が買取王国のことや日々の出来事を少しずつお話ししていきます。
どぞ、よろぴく。

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